NLPとは?
(正式名称:Neuro Linguistic Programming 神経言語プログラミング)
よく尋ねられるのは、「NLPは、コミュニケーションの技術ですか?」という質問です。これは、Yesでもあり、Noでもあります。Yesというのは、NLPは、コミュニケーションで重要な、人のココロを扱う心理学とコトバを扱う言語学が融合されたものであるからです。NLPは、コミュニケーションを通して、人の関わり方に影響力を与えます。そして、Noというのは、コミュニケーションだけに関わらず、自分の人生を積極的に生き、大切な人の人生に影響を与え、豊にしていくための選択、決断、行動を起こすための「変化の原理」を提供するものだからです。
そして、ここでお伝えする「変化の原理」を手に入れたときに、さらに考えるべき次の問いです。
「私たちは何のために変化するのでしょうか?」
それは、あなたがこれから生きる未来にむかって、どんなふうに生きていきたいのか、誰に貢献していきたいのかというものに応えていくプロセスです。変化には、「方向性」が必要となります。そして、その未来を築くのは、私たち自身です。
未来は、新しい世界。そこに構築される土台は、「自分」への信頼。それがあってこそ、新しい世界に飛び込んでいけます。普段の日常で、「このまま現状の延長線上では、まずい。これから 何か新しいことを自分に試してみたい」という自らの人生のリーダーとなる方や「周りの大切に人を支援したい」という他者支援のリーダー、コーチや支援職(医療、教育等)のあなたにNLPはパフフルな技術を提供してくれます。
■NLP Fieldの提供するNLPの全体図
各項目をクリックすると詳細の説明をご覧になれます。
I.変化の原理

左にある図を見てください。 図の左下に色についた「-」があります。
このように、この図の中には、カタカナが3つ隠れています。
どこに何があると思いますか?
この図の中には、「ソ」と「リ」と「ス」が隠されています。見つかりましたか?(図にカーソルを当てるとわかりやすいですよ)
では、もう一度この図から目を離して、部屋の他の所を見てください。そして、リラックスしたら、また、この絵を見てください。 もしかしたら、先ほどの字が目に飛び込んできて、初めに見たようには見えなくなってしまってはいませんか?もう、初めのように「ありのままに」見ることには努力が必要となります。
「地図は、土地ではない。」
私たちは、これまで生きる過程で、さまざまなものを体験し、蓄積してきました。そして、小さいころから教え込まれたこと、体験からの学びなど様々なものが、私たちの世の中との見方、考え方や感じ方を決めてしまいます。これは、新しい海外の土地に行くとガイドブックを頼りに旅行するように、ある意味では、皆さん一人ひとりが、この世界に対して、どんな生き方をすればよいのか、という地図を創っているようなものなのです。この地図こそが私たちの人生に制約をうむこともあれば、可能性を広げていくものにもなっていくのです。1)自分に対して・・・
私たちは、小さい頃身につけた物の見方、つまり地図を手にしたまま更新しないことがあります。小さい頃は身を守ることに適していた地図が、成長して環境が変化した今、気づかないところで逆に障害になっていることがありませんか。私たちは、知らないうちに地図を創っているので、それに気づかなければ、どう変化していけばいいのか、わからないのです。
どうやったら、今の環境やこれから過す未来に対して、適切な地図を作ることができるのだろうか?
これが、あなたの生き方につながります。そして、そのカギとなるのは、あなたの深い部分にある、今までの経験を財産に変える力です。その力をつけるのがこのコース。人には、まだ気づいていない能力や可能性、それを選択できる力があります。必要なことは、あなたの中に選択肢の幅を広げ、選択基準を明確にすることです。NLPは、そのメカニズムを提供します。
2)大切な人との関係について・・・
同じ人生を歩む人はいません。そのため、この世界を生きるための地図は、人それぞれが異なります。コミュニケーションは、そのことを前提として、お互いの世界観を共有することです。お互いの世界観を共有するプロセスでは、新しい視点が得られ、創造的になることもあれば、お互いの利害が衝突し、本意を誤解するようなことも起こります。人生のトラブルの多くが人間関係といわれるように、他の人との関係性を豊かにすることは自らの人生を豊かにしていくことにつながります。NLPでは、人と豊かな関係を築くために、さらに、相手の意欲を引き出すために、どのように相手のコトバやココロを理解していくのかが、理論的にも体験的も納得ができます。 特に、コーチングを勉強された方が、さらに自らの力を向上させていくには、NLPは相乗効果が非常に高いのです。
●地図は、私たちの生活にどんなふうに機能しているのか?
もう一度、この図を見て下さい。私たちがこの図から文字を読み取ったプロセスはどんなものだったでしょうか?
図を見て、自分のこれまでの記憶や体験に照らし合わせて、何を意味しているのかを理解する
……というプロセスを踏んでいたはずです。
これは、この図に限らず、私たちが人生の様々な場面を体験することに共通しているプロセス(過程)です。これを単純化すると次のようになります。

私たちは、このプロセスを気づかないうちに自動的にやっています。例えば、今あなたがみているパソコンも、どうしてそのように認識できるかといえば、このプロセスを通っているからです。
初めてパソコンを使った時のことを思い出せば、あなたは、今、あまり考えることなくこのパソコンを利用しているでしょう。そして、実は、物ごとがうまくいかないときも同じプロセスを通ります。最近、あなたが感じている葛藤はどうでしょう。「~したいけど、…できない(しすぎてしまう)」という表現にあたるものを一つ挙げてみてください。例えば、ダイエットしたいけれど、おやつを食べ過ぎてしまう等。もしかすると、あなたの中では、どうして私はできないんだろう、と自分を責めてしまうことはありませんか? このプロセス(過程)にも、深い心の中で先ほどと同じプロセスが働いているのです。これまで私たちは、そのことに気づかなかっただけなのです。
では、私たちは、もし結果を変えたければどうすればいいのか?
「できない」ことが「できる」ようにするためには、どうすればいいのか?
一つの原則は、結果を変えたければ、それを作っているプロセスに変化を加えればいいのです。
つまり、「五感で記憶した体験」か「言葉」か、それをつないでいる「プログラム」です。 NLPとは、Neuro Linguistic Programmingといいます。 これは、Neuroは、「神経」という意味ですが、ここでいえば「五感で記憶した体験」を示しています。Linguisticは「言語」という意味ですが、ここでは「言葉」を示しています。 そして、Programmingは、「つなぐ」という意味ですが、ここでは、「プロセス」や「パターン」を示しています。
つまり、NLPは、「五感で記憶した体験」と「言葉」を使って、あなたの世の中の見方、考え方、感じ方である「地図」を変化させていく技術です。これが「変化の原理」という由縁です。 あなたの「地図」が変化すれば、あなた自身の行動や結果だけでなく、あなた自身の自己イメージも変化します。そのためにも、もう一段あなた自身が大きくなり、著しく自分の可能性を発揮していくためには、必要な方法論なのです。
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II.周りへの貢献/望む未来
●何のために変化するのか
「私たちがこれから残りの人生を過ごす未来について関心をもつことは 重要なことである。」海外旅行の時にガイドブックを参照して、その土地を楽しむように、私たちは、この世界の地図やガイドブックを心の中に創っています。そして、それが、物ごとの受け取り方を決めてしまいます。しかし、これまでの人生で私たちは、この地図やガイドブックの書き換え方を学んできませんでした。ビジネスでは、MBAが、経営者の地図を提供しているのと同様に、NLPは、それをコミュニケーションという切り口で提供してくれるのです。
●成功とは、「未来の地図」を実現する「結果」ではなく、「プロセス」にある
それでは、私たちは、自分の未来に対してどんな地図を持っているのでしょうか?あなたは未来にどんなことを実現したいのでしょうか? 考えてみればわかることですが、実現したい未来の地図は、現在手に入っているものではありませんね。では、どのように、私たちは、その未来の地図を現実のものとしていくのでしょう。そこで大切なことを、もう一度この図から、お話ししましょう。
私たちは、この図から、「-」と「ソ」と「リ」と「ス」を発見しました。これは、順番を変えると「リソース」になります。
「リソース」とは、日本語では、手段、資源、方法、財産、能力というような意味です。NLPでは、特に、潜在的にすでにあなたが持っているけれども気づいていないリソースに着目しています。NLPは、あなたの行きたい方向に向けて、あなたのリソース探求し、つないでいくことで、未来の地図を自分の力で行動し、実現していきます。

「脳」の目的は、そもそも自らに役立つ情報を選択し、選択した情報を処理する仕組みを創り出すことにあります。そのプロセスを向上させていくことにあるのです。そのため、私たちは、「成功」というものは、「結果」ではなく「プロセスの向上」であるととらえています。
私たちが、本当に自分の求めているものに正直になり、それに向かって自分に誠実に向き合い始めることこそが、あなたを成長させ、成功に導く一番の近道なのです。初めてやることに、うまくいかないことは当たり前。
大切なことは、それを一つの結果として受け止めて、自分の目指す姿につなげていくそのプロセスこそが重要なのです。これは、ワークショップで学ぶときも同じことなのです。
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III.自分という土台
自分という土台を築く
自分の土台とは何か、これは、簡単にいうと「自分とつながる」ことです。言葉を変えると、自分を信頼し、どんな状態でも受け入れることで、自分が大切である、自分はできるということを感じている状態を指します。 例えば、私たちが、未来の地図を形成し、いつでもリソースに気づき、難なく望む成果や状態を手に入れているかというと、そうではないことは、経験的にあなたも理解していると思います。 私たちは、望む未来の地図を実現しようとするとき、初めの想定したことと違うことが生じたり、人間関係に変化が生まれ、前に進むことが困難な状況になることもしばしばあります。その時、どこかでうまくいかなかったときのことを考えます。これは、とても大切なことです。しかし、そのうまくいかないことを考えすぎて、手に入れたいことを忘れてしまって、現状に止まってしまうことはありませんか?また時に、葛藤や混乱などが生じて、自分自身をコントロールできずに、自分を責めてしまうことさえも……。
こんなたとえ話があります。
ある国の王様には、大切に飼っていた鷹がいました。王さまは、ある灼熱の夏の日に、森に鷹と一緒に散歩に出たときに、迷子になってしまいました。その森は、この夏の暑さで、どこにも水がありません。王さまはのどがカラカラになり、水を求め、森の奥深くに入って行ったのです。鷹は、王さまを高い空から見守っていました。その時、ある細い清流が王様の前に現れました。王さまが、その水を飲もうとすると、鷹が、王さまのところやってきて、手を掴んで水を飲まさないようにしてしまいます。王さまは、その鷹の行動にイライラしました。
「どうして邪魔をするのだ。」また、水をやっとすくって飲もうとすると、また鷹が手を掴んでしまうので、水をこぼしてしまいました。王さまは、無性に腹が立ち、「今度、やったらあの鷹を殺してやる。」と考えました。また、王さまは、水を飲もうとすると、鷹がやってきたので、王さまは、刀を取って、鷹を切ってしまいました。
それから、王さまは、こんな細い清流では、時間がかかると思い、上流に向かって歩きました。その時に、王さまは発見したのです。へびが猛毒を流しながら上流で死んでいる姿を。あの鷹は、そのことを王さまに知らせていたのでした。
このように、自分の心の状態が良くないと、周りの状況に対して、冷静に対処することができません。これは、ビジネスや家庭でよく起こっていることです。さらに、自分という土台は、何かに挑戦するときにも影響していきます。
想像してみてください。公園の板でできたベンチを立って歩くのと、同じベンチの板が、高層ビルの屋上にかかっていてそこを渡ることは、どちらが楽にできるでしょうか? おそらく、前者でしょう。それでは、同じ板を渡るチャレンジなのにどうしてこんな違いがうまれるのでしょうか? それは、板の下にある土台が、私たちを支えてくれているか、どうかなのです。
リスクを考えすぎることや、葛藤や混乱の状態というのは、私たちがあたかも未来の地図を現実にするプロセスを、高層ビルの板の上で行っているような状態なのです。そして、葛藤の時に生じる、あの違和感は、私たちに見えない土台があなたを支えていない合図なのです。
では、この支えてくれる土台を自分の近づけるためにはどうしたらいいのか?
「自分を責めてしまう」ということの奥にある私たちの本来の意図(目的やニーズ)を理解し、受け止めることなのです。
これは、私たちが普段気づいていない領域にあります。 そして、その領域に気づき、土台を固める方法をNLPは提供してくれます。おそらく、これを手に入れることで、自分自身を責める機会も少なくなり、自然と自分らしく落ち着いた状況で物ごとに接することができるようになります。 これを学ぶことであなたには何が手に入るのでしょうか?あなたの周りにも同じように、煮詰まっている人がいるときや、相手が自分とは正反対の態度で接したとしても、あなた自身は、相手がその選択をしている深い心の動きを感じることで、自然と対応できる力が身についていくことができるのです。
NLP自体に力があるわけではありません。NLPは、人間の中にある本来的な資質をコミュニケーションを通して、引き出すお手伝いをするだけで、NLPを学んで気づくことは、あなた自身が、もしくは、あなたの目の前にいる人が、自分が考えている以上にたくさんの可能性をもった存在だ、ということなのです。
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IV.NLPの基本前提
NLPは、1970年代にアメリカでリチャードバンドラー(心理学者)とジョングリンダー(言語学博士)によって創設されました。彼らは、アメリカの中で卓越したセラピストが、なぜ他のセラピストでは治せない患者さんを治すことができるのかを、その違いについて心と言葉の使い方から研究をし始めてできました。
その後、この功績はアメリカをはじめ、ヨーロッパ各地にも広がり、脳科学、神経生理学などさまざまな分野と融合し、発展してきました。また、セラピーの分野以外にも、ビジネス、スポーツ、医療、教育分野へと広がっています。
その中で、このNLPを効果的に利用するための様々な原則が発見されました。それが、基本前提といわれるものです。この基本前提は、これまで物事を卓越して行なってきた人の物の見方、考え方、感じ方をまとめたものですので、「真実かどうかよりも、効果的かどうか」に着目しています。これは、NLPで学ぶいくつかのスキルにも同じようなことが言えるのです。
この「NLPとは…」でご紹介した中にもいくつかのNLPの前提が入っていました。
1)地図は、土地ではない。
2)失敗はない、そこには結果があるだけ。そこには、学びがあるだけ。
3)行動の背後には、必ず肯定的な意図がある。
などがあります。他に知りたい方は、「幸せを生み出す心のガイドブック」のメールマガジンをご覧ください。
創始者のリチャードバンドラーとジョングリンダーの後継者でもあり、現在アメリカのNLPを代表するロバートディルツ氏は、日本でワークショップを開催された時に、このように言いました。
「NLPは、さまざまな分野に広がっていて、何がNLPで、何がNLPでないかを見極めることは難しくなってきました。ただ、一つ言えることは、この基本前提という枠に入っているものは、NLPということができるのです。」
NLPは、この基本前提をいかに理解した上で、日常に実践できるようになるかがとても大切なことなのです。






